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妥協ゼロの品質基準
JINSは、主力製品であるメガネフレームについて、お客様の手に届く製品を通じて、お客様の生活をより豊かなものにするため、JINSは常に「妥協ゼロ」で品質の向上に取り組んでいます。JINSの品質基準は、世界中のメガネメーカーが準拠するISOの国際規格※だけでなく、日本工業規格が定めたJIS規格やJINS独自基準を含め、最大20項目におよぶ検査と人の目による最終検品行程を実施しています。また、お客様が商品を選定する基準となる製品表示については世界標準の規格を使用し、お客様自身が正しく判断し、安心して利用できるように努めています。 例えば、ブルーライトカット効果を表す指標には様々な計算方法がありますが、JINSでは広く世界で使われている「EN規格」(欧州統一規格※※)を採用しています。このように自社にとっては厳しい基準であっても、世界標準のモノづくりを行っています。
※国際規格ISO12870他
※※EN規格の計算式は、ISO規格という国際的な標準を示す規格でも採用されており、日本のJIS規格でも採用されています。
体制
品質管理体制
JINSでは、製品の品質を担保するために、品質保証に関する社内規定として「品質管理規定」を制定しています。この規定に基づき部門横断的な品質管理体制を構築し、商品やサービスの品質の維持・向上への取り組みを推進しています。品質管理規定は、商品企画・製造・アフターサービスまで、全ての商品及び業務を管理対象とし、品質保証に関わる部門の役割と責任を定めています。また、品質に関わる事項を一元的に議論する場として、品質管理会議を設けています。品質管理会議は、営業・生産・流通・品質保証及び海外拠点を含めたメンバーにより構成され、議長はJINSホールディングス取締役副社長が務めます。月に1回開催し、商品やサービスの品質に関する懸念事象の共有や対応方針の協議・決定を行っています。重要事項については、ガバナンス統括委員会を通して、取締役会まで報告されます。さらに、製造部門とガバナンス部門それぞれに品質保証に関する部門を設けることで品質に対する相互監督機能を持たせ、ガバナンスの効いた品質保証体制を構築しています。
関連データ
取り組み
第三者機関による品質安全性の確認
JINSでは、品質をより高めるために、品質保証のグローバル調査機関などの第三者機関による品質安全性確認を行っています。第三者による品質保証を行うことで、製品の安全性や製造プロセスの信頼性向上に努めています。
完成商品の出荷前検品とその監査
JINSでは、自社で定める品質管理規定に従って製造した製品に対し、工場で出荷前に検品を実施し、品質保証課が要求する品質が満たされているかを判定し、製品の品質保証を担保しています。品質保証課にて自社の検品管理者を選任し、受入検品業務の監督にあたるとともに、外部に委託した受入検品を行う場合は、外部委託検品員が品質管理規定を十分に理解した上で業務に従事できるよう管理体制づくりを行っています。
万一の際の対策
商品自主回収時の対応
製品の不具合が発覚した場合、お客様からの問い合わせ件数や店舗の不良登録数、各種機関からの問い合わせ件数を品質保証課でとりまとめ、定量的評価基準である予想発生頻度、および予想発生危害程度を算出します。その後、品質管理会議で定量評価基準の妥当性を追認し、以下A)~C)の手順で最終意思決定を行っています。
A)担当役員の判断
リスク管理委員会における判断について、「リコールに関する経営判断の検討要素」も勘案した上で追認し、ガバナンス統括委員会及び取締役会に上程する。
B)第三者専門家(弁護士、学識者、消費者団体等)のセカンドオピニオン、自社の「製品回収実施基準」、「製品回収に関する定量的評価基準」等の妥当性、本件事例に関する評価の妥当性、リコールの是非や内容の判断の妥当性について第三者意見を取り付ける。
C)経営者の最終判断
上記、第三者のセカンドオピニオンも踏まえ、最終的な意思決定を行う。
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