サプライチェーンマネジメント
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サプライチェーン・サステナビリティ行動指針
JINSでは、ビジョンとして掲げる「Magnify Life-まだ見ぬ、ひかりを」の実現を目指し、サステナブルなサプライチェーンの構築に取り組んでいます。サプライチェーン全体で社会的責任を果たしていくため、お取引先の皆様とともに、調達プロセスの透明性向上、労働環境改善、人権尊重、環境保全、安全衛生の徹底などに取り組んでいます。今後もお取引先の皆様と信頼関係を醸成しながら、責任ある調達を行い、持続可能な社会づくりに貢献していきます。
関連データ
サプライヤー行動規範
JINSは、サプライチェーン全体で人権と労働環境を守り、自然環境に配慮した取り組みを続けていくために、サプライヤー行動規範を定めています。この規範は、サプライチェーン全体における労働者の権利と自然環境への責任の基準を定義するものです。
JINSでは、サプライヤーには本行動規範の遵守をお願いするとともに、継続的に実践いただけるパートナーとのみ事業活動を推進します。
サプライヤー行動規範
1 法令の遵守
生産パートナーは、事業活動を行う国や地域で適用される全ての法令、規則、基準を遵守しなければならない。
2 児童労働
生産パートナーは、15歳未満、義務教育を終えていない年齢の児童を雇用してはならない。
3 強制労働
生産パートナーは、採用や雇用の過程で監禁、暴力による威嚇やその行使などで労働者の意思に反する強制労働及び人身取引をしてはならない。
4 虐待及びハラスメント
生産パートナーは、労働者の人権を尊重し、精神的、肉体的な虐待及び言葉による虐待、また、性的嫌がらせを含むいかなるハラスメントも行ってはならず、人権侵害に加担しないよう確保すべきである。
5 差別
生産パートナーは、人種、肌の色、国籍、民族、宗教、性別、年齢、政治的見解、社会的出自、労働組合への加入、障がい、性的指向などあらゆる差別を行ってはならない。
6 安全衛生
生産パートナーは、労働者に対して事業活動を行う国や地域で適用される法令及び規則に基づいて安全かつ健康的な環境を提供するとともに、安全衛生に関わる事故や怪我の予防をするための措置を講じなければならない。
7 労働時間
生産パートナーは、労働時間や休憩、休日に関する法令を遵守しなければならない。
8 賃金と手当
生産パートナーは、適用される賃金関連法に従い労働者と労働契約を締結し、賃金及び諸手当の支払い及び控除を行い、関連する書類を保持しなければならない。
9 結社の自由と団体交渉の承認の支持
生産パートナーは、労働者とオープンなコミュニケーションが行える制度を設けるとともに、結社の自由、労働組合の結成、加入を行う権利を尊重しなければならない。また、こうした自由による団体交渉の実効的な承認を支持しなければならない。
10 環境責任
生産パートナーは環境責任を促進するために、企業のビジョン、方針、戦略を定義したうえで、サステナビリティに関する経済的、環境的、社会的な目標・指標を定めなければならない。
11 環境と予防原則的アプローチ
生産パートナーは、事業活動を行う国や地域で適用される環境に関する全ての法令や規制に遵守するだけでなく、環境に配慮した取り組みを継続的に行わなければならない。また、環境上の課題に対し予防的アプローチを実施しなければならない。
12 化学物質管理
生産パートナーは、使用する原材料及び部品が使用する国や地域の法令や規制で禁止されている化学物質は使用してはならない。また、環境汚染の可能性がある化学物質を使用する場合は、安全な管理を行わなければならない。
13 廃棄物と排出量
生産パートナーは、事業活動を行う国や地域で適用される法令や規制を遵守するとともに、適切な管理及び処理を行わなければならない。
14 資源利用
生産パートナーは、エネルギーや天然資源の使用量を管理し、継続的な削減に取り組まなければならない。
15 環境に優しい技術開発
生産パートナーは、技術開発を行う上で、環境を保護し、より汚染が少なく、あらゆる資源をより持続可能な方法で利用しなければならない。
16 調達とトレーサビリティ
生産パートナーは、第三者から製品、原材料、副資材を調達する場合、本行動規範を遵守できる調達先を選定する。調達する製品、原材料、副資材の供給源をデュー・デリジェンスし、適切に管理しなければならない。
17 マネジメントシステム
生産パートナーは、事業の継続性と継続的な改善活動を行うため、また本行動規範を継続的に遵守するため、方針や目標に沿った仕組みを構築しなければならない。
18 誠実性及び透明性
生産パートナーは、全ての事業活動において贈収賄、汚職、強要、横領、記録や物証や証言の偽造を行ってはならない。
19 腐敗防止
生産パートナーは贈収賄、強要、その他の形態による腐敗を避けるだけでなく、腐敗に取り組む方針や具体的プログラムを定め、より透明性を高めなければならない。
20 本行動規範の遵守
生産パートナーは、本行動規範を遵守するとともにJINSが必要と判断した場合は、遵守状況の報告をしなければならない。
※サプライヤー行動規範の「生産パートナー」と、このページの「サプライヤー」は同義です。
サプライヤーの選定基準とモニタリング体制
サプライヤーの事前調査と選定基準
JINSでは、主要取引先工場を対象に、ガバナンス、品質、環境、人権、労働、安全衛生、公正取引、情報セキュリティなどの項目について、独自チェックシートによる事前調査を行っています。この調査をさらに改良・進化させるため、取引先工場に対して独自のESG評価チェックシートを配布し、自己評価をしてもらった上で、各項目をチェックし取引先のスクリーニングを行っていくことで、より適正な人権・労働管理が行われた取引先選定を行っていきます。
サプライヤーのモニタリング体制
JINSでは、新規サプライヤーとの取引を開始するにあたり、社内規定(取引先選定要領・基準など)に基づいて自社専門部署によるモニタリングを実施するとともに、サプライヤー行動規範の提示及び説明を行っています。さらに、ガバナンス、品質、環境、人権、労働、安全衛生、公正取引、情報セキュリティなどの項目については、外部の監査機関によるモニタリングを行い、指摘事項がある場合には改善を確認した上で、サプライヤーとして採用しています。既存のサプライヤーについても、同様の外部の監査機関によるモニタリングを毎年実施し、モニタリング結果をもとに工場と対話を行い、指摘事項があれば協議の上、改善に向けて取り組んでいます。
外部の監査機関によるモニタリング項目
環境
- 規制に対する許可取得
- 管理運営体制
- 取水及び水利用
- 廃水
- 排気
- 廃棄物の管理
- 化学薬品の取り扱い
- 事故などの緊急時への備え
- エネルギー利用量、輸送量、
GHGの把握 - 土地利用、生物多様性保全、
騒音対策などの近隣対応
社会
- 児童労働の禁止
- 強制労働の禁止
- 雇用契約
- 労働安全衛生
- 結社の自由
- 差別の禁止
- 不適切な懲戒処分の禁止
- 勞動時間
- 賃金と報酬
- 労働環境
- コンプライアンス
- 贈収賄の防止
品質
- 品質管理体制
- リスク管理体制
- リスクアセスメント
- 顧客目線の対応
- サプライチェーンマネジメント
- トレーサビリティ
- リコール
- 不適合に対する是正措置体制
- 文書管理
- 内部監査
- 工場のレイアウト、生産フロー、
施設内環境 - 製品テスト
- 労働者のトレーニング
JINSでは、主要取引先工場を対象に、年に1回、外部の監査機関によるモニタリングを行っています。環境・社会・品質の各領域の中から、JINSにて必要項目を選定し、モニタリングを行っています。
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社会
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ガバナンス
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