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2025.02.12

ジンズのたねまき

JINSの「寝る育®」。小学生に向けた「睡眠×テクノロジー教育」に日本睡眠協会と共同で参画しました!

「寝る育®」の一環として、さとえ学園小学校に授業提供

健康な毎日を過ごすために不可欠な睡眠。けれど現代の日本では、子どもから大人まで世代を問わず、睡眠が十分でない人の割合が増加しています。

こうした実態を踏まえ、厚生労働省は国民に向けた睡眠指針を約10年ぶりに改訂し、ライフステージごとの睡眠に関する推奨事項などをまとめた「健康づくりのための睡眠ガイド2023」を策定。近ごろは、睡眠の時間や質の改善に取り組む企業や自治体が増えるなど、社会全体で睡眠の重要性を啓発する動きが活発化しています。

JINSはかねてより、睡眠をめぐる社会課題解決の観点から、睡眠研究の世界的な権威 (*1)睡眠の専門家による、睡眠とブルーライトに関する研究の支援に取り組んできました。

さらに2024年には、より多くの方に睡眠について学ぶ機会を提供する活動「寝る育®」を開始。その一歩目として取り組んだのは、日本睡眠協会とともに2024年7月から9月にかけて実施した、品川女子学院中等部・高等部での特別講座、研究支援でした。(くわしくはこちら

品川女子学院中等部・高等部での特別講座の様子

そして今回、「寝る育®」の一環として、東日本電信電話株式会社 埼玉支店とさいたま市のさとえ学園小学校が株式会社NTT DXパートナーとともに実施する睡眠×テクノロジー教育「睡眠データを活用し個別最適な睡眠改善を探究する授業」に日本睡眠協会と共同で参画しました。

さとえ学園小学校4年生 76名のみなさんが、睡眠計測デバイスで取得した自身の睡眠データをもとに最適な睡眠を探究するという本取り組み。プログラムのひとつとして、2024年11月〜12月にかけて、睡眠業界を盛り上げるためのコミュニティ「ZAKONE(ザコネ)」(*2)加盟企業による特別授業が行われました。

JINSもZAKONEに加盟する一企業として特別授業を実施。ヘルスケア事業部 シニアディレクター 堀が、日本睡眠協会とともに運営した特別授業の様子をお伝えします。

授業テーマは「睡眠における光の影響」

2024年11月19日。JINSと日本睡眠協会による特別授業の当日。

授業は、日本睡眠協会理事長 内村直尚先生の「子どもの成長・学習と睡眠~睡眠における光の影響~」と題した基調講演からスタートしました。

内村先生は、厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」検討会の座長も務められた、睡眠研究の第一人者です。ご自身が策定に携わった「睡眠ガイド2023」の内容をベースに、子どもにとっての睡眠の役割、体内リズムと光の関係、よりよい睡眠のための生活習慣などについて、くわしくお話してくださいました。

なかでも寝不足がもたらす身体の成長や学力への悪影響についてのお話は、子どもたちの関心をとくに引きつけたよう。みな真剣に耳を傾けていました。

続いてJINSからは、ヘルスケア事業部 堀より、睡眠における光の影響、ブルーライトとの正しい付き合い方についての講義を行ないました。

冒頭、「ブルーライトという言葉、聞いたことある人はいますか?」と問いかけると、何人かの子どもたちが挙手。

「ブルーライトって聞いたことはあるけど、くわしくは知らないな」「青い光のこと?」

そんな子どもたちの反応に応えるべく、ブルーライトとはどんな光なのか、わかりやすい言葉で一つひとつていねいに説明していきました。

ブルーライトとは、強いエネルギーを持つ青色光で、太陽光やデジタルデバイスから発せられる光に含まれていること。

日中に浴びるブル―ライトは、体内時計を整えたり、集中力を向上させたりする、必要な光であること。

一方で夜に浴びるブルーライトは、睡眠や成長を妨げる原因になること。

子どもたちは手元のタブレットで写真を撮ったり、プリントにメモを残したりしながら、熱心に話を聞いてくれました。

授業の終盤には、睡眠の問題への貢献を目指した企業の取り組みとして、睡眠の環境を整えるメガネ「JINS SCREEN FOR SLEEP」を開発したことを紹介。

「JINS SCREEN FOR SLEEP」は、ブル―ライト40%カット(*3)レンズと就寝前の装用に適したストレスフリーなかけ心地のフレームを組み合わせたメガネです。

授業では、「太陽光に含まれるブル―ライトは健やかな身体づくりに欠かせないため、昼間の明るい時間帯には本商品を使用せず、ブルーライトを浴びたほうがいい」と呼びかけました。

「JINS SCREEN FOR SLEEP」を手にとる子どもたち

授業終了後、内村先生や堀のもとには、何人もの子どもたちの姿が。「次の授業がはじまるよ」と先生に声をかけられるまで、夢中になって質問を投げかけていました。

授業の一部始終を見届けたヘルスケア事業部 堀は「生徒たちの知的好奇心旺盛な様子や理解力の高さに感心させられっぱなしだった」と振り返ります。

JINSのほか複数の企業から特別授業を受けた子どもたちは、講座で得た学びをもとに、睡眠に関する新商品のアイデアや、睡眠改善につながる取り組みを考案。今年2月には、協力企業に向けてのプレゼンテーションを予定しています。

子どもたちからどんなアイデアが飛び出すのでしょう。いまからたのしみです!

今後、子ども向けの啓発活動にくわえて、働きざかり世代の大人に向けて睡眠の最新情報を発信していく予定の「寝る育®」。

睡眠をめぐる課題は一社で解決できない大きな問題だからこそ、日本睡眠協会やZAKONEなど、志を同じくするさまざまなステークホルダーとともに取り組んでいく所存です。ご興味のある企業、団体がいらっしゃいましたら、ぜひお声がけください!

 

*1……西野精治博士 (米国スタンフォード大学医学部精神科教授、スタンフォード睡眠・生体リズム研究所所長、医学博士)、千葉伸太郎博士( 医学博士、太田総合病院記念研究所・太田睡眠科学センター所長)、前田直矢医師(スタンフォード大学医学部精神科研究員)の3名

*2……日本の睡眠課題解消に対してさまざまな企業が共同で睡眠改善に資する新規事業創出やサービス開発、イベントを企画する仮想コミュニティ“Sleep Network Hub”「ZAKONE」(ザコネ)

*3……EN規格 EN ISO12312-1:2022に基づく数値 屈折率1.60、中心肉厚2.0mmの数値

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CREDIT

取材・執筆:森川紗名
デザイン:株式会社ASA
編集:春田知子(株式会社ツドイ)