今、僕が思う事
やるなら本気で(ESGレーティングAAA評価を受けて)
この度ジンズは、ESG投資の世界的な評価指標である、「MSCI ESGレーティング」にて最高評価であるAAAを獲得いたしました。
https://jinsholdings.com/jp/ja/sustainability/news/240412/
米国のMSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル社)は、企業の環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)におけるリスクマネジメントの程度を分析し、最上位ランクのAAAからCCCまで7段階で格付けしています。
これまでジンズは、B評価、AA評価、と着実にステップアップしてきましたが、今回、最高評価のAAAにたどり着けたことは大きな自信になります。日本企業でもAAAを獲得しているのは、ソニーをはじめとした錚々たる世界的企業が中心であり、日本の上場企業約4000社の中でもわずか37社(2023年12月末時点)です。
この評価に驕ることがあってはいけませんが、これは決して偶然ではありません。私たちはサステナビリティビジョン「アイウエアを通して、未来の景色を変えていく。」を掲げ、社会課題解決のためビジネスを通じた社会価値創出に継続的に取り組んできました。サステナビリティ推進室を設けてこのテーマに真剣に向き合ってきたからこその評価だと考えています。
私はこのことをとても誇りに思います。
世界的な評価指標で最高評価を得たこと自体、大変光栄なことではありますが、それ以上に嬉しいことがあるのです。
今、ジンズが第二創業期にあることは以前お伝えしました。その中で、第二創業のキーコンセプトとして、メンバーの「意志あるクリエイティビティ」が大切であることを挙げました。つまり、「現場が想いをもってやるかどうか」が鍵だということです。
今回、高い評価を得ることができたのは、JINSを本気で良いブランドにしたい、ジンズを本当に善い会社にしたい、という現場の想い、まさに意志あるクリエイティビティが結実した一つの例だと感じています。
私は最近、世の中が「よい」ということは、きっとよいことなのだと思うようになりました。ただ、それを形式的に捉えるだけだと本質を見誤ってしまう、という問題意識も持っています。だからこそ、やるなら本気で、というのが大事なのです。
ジンズは「善が集まり、育ち、そこに報いる組織であること」を目指しています。これを本気で突き詰め、現場で体現していくからこそ、それを評価していただけるのだと思います。サステナビリティ推進室を中心としたこの取り組みの火を絶やしてはいけません。高評価に改めて背筋を伸ばしつつも、一喜一憂することなく、目指すべき姿に向けて、本気で取り組んでまいります。
※社長メッセージは記事掲載時点における最新の情報や考えを、敢えてそのまま掲載しています。よりタイムリーにメッセージをお伝えすることを重視しているため、メッセージ内で掲載されている内容と、公式に発表されている実際の取り組みに多少の差異が生じる場合がございます。あらかじめご了承ください。