JINS JINS PARK

設計:株式会社TYRANT

建築は緩やかな勾配の切妻屋根の木造。軒下のテラスは、狭山市の花「つつじ」など多種多様な植栽に囲まれ、穏やかな気分でくつろぐことのできるスペースとなっています。店内は木造建築の温かさや親しみを最大限感じられる空間。天井は、柱や梁などの構造体が見える状態で仕上げる手法「現し(あらわし)」で仕上げ、天井が高くなり開放感を生んでいます。緑や木の温もりが感じられ、ゆったりとした居心地の良い空間を目指しました。

松葉邦彦(まつば くにひこ)

1979年東京生まれ。東京藝術大学大学院修了後、事務所勤務を経ることなく独立。独学で設計実務を学び、人生で初めて設計した建物が公共の文化施設(旧廣盛酒造再生計画/群馬県中之条町)という異例な経歴を持つ。同プロジェクトでは芦原義信賞優秀賞やJCD DESIGN AWARD新人賞など国内外の建築賞を受賞。「浮かせる」「歪ませる」「尖らせる」といった設計手法で新たな価値を生み出す建築の実現を目指しており、その思想・作品は現代アートに通ずるものがある。また、現代アートを蒐集するアートコレクターでもあり、「EUKARYOTE」(外苑前)や「MARUEIDO JAPAN」(赤坂)で自身のコレクションを展示する「MATSUBA COLLECTION」を開催。工学院大学建築学部建築デザイン学科非常勤講師。

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