今、僕が思う事
未来は、変わる
JINS MEMEが、最新のテクノロジーで「働き方改革」を推進する「HR-Solution Contest 働き方改革×テクノロジー」でグランプリを受賞しました。
これは、テクノロジーを活用して、『人事による経営改革』、『未来を変える働き方』を実現するためのソリューションを集め、グランプリを決めるというものです。国内の企業だけでなく、海外企業や大学まで、合計103件の応募があった中から、一次審査でファイナリスト8社を選び、公開プレゼンテーションでグランプリとして選んでいただきました。とても名誉なことだと嬉しく思っています。
JINS MEMEを、アイウエアの新たな可能性として世に送り出したのは2015年のことです。
それ以降、ドライバーの安全運転を実現したい運送会社の方々や、パフォーマンスを上げたいアスリートの方々など、さまざまな方からお問い合わせをいただき、活用していただいています。
ここまで来られたのは、JINS MEMEチームが全く新しいプロダクトの可能性を信じ、日々努力を続けてきたからこそです。
ここにきて、私は新たな未来を感じています。
それは、ハードウエアビジネス以外の可能性です。
「JINSはアイウエアブランドなのに?」とお感じになるかもしれません。
ただ、世の中の大きな流れは、確実に変わっています。
世界的自動車メーカーのアウディが、最近このようなことを話しているそうです。
「今後、私たちアウディは収益の半分以上を、自動車製造以外から得ることになるだろう」と。
アウディといえば、言わずと知れた世界的な自動車メーカーです。自動車を作って販売することで収益を上げている会社です。
そのアウディが、今後は自動車を作って売ること以上の収益を、そのほかのビジネスで上げるというのです。
それは、サービスです。
ひょっとすると自動運転に関係するものかもしれませんし、それ以外の何かかもしれません。
いずれにせよ、世界のトップメーカーはすでに、次に来るべき世の中を見据えているということです。
翻って、私たちJINSはどうでしょうか。
良いアイウエアを企画して作り、店舗でお客様に販売する。この基本形を磨くことを怠ることはありません。
そのうえで、私たちが、JINS MEMEを足掛かりとして、新しいビジネスの未来を見出す可能性が大いにあると考えています。
それは、JINS MEMEというハードウエアを販売するだけではありません。
皆さんは、amazonのプライム会員になっていらっしゃるでしょうか?
Amazonのサービスの充実ぶりには目を見張ります。
私は、amazonプライムビデオで映画やTV番組を見ますし、プライムミュージックで音楽を聴きます。
プライム会員の年会費が数千円かかってはいるので厳密には無料ではありませんが、これまで、音楽やTV番組といったコンテンツを提供してきたプレーヤーからすると、iTunesやamazonプライムによって、まさにビジネスの形が大きく変質したとさえいえます。
こうした世の中の大きな流れを踏まえて、私たち、アイウエア企業にどんなことができるだろうか。
「未来は、変わる。」
そう信じて、歩みを続けていきます。
※社長メッセージは記事掲載時点における最新の情報や考えを、敢えてそのまま掲載しています。よりタイムリーにメッセージをお伝えすることを重視しているため、メッセージ内で掲載されている内容と、公式に発表されている実際の取り組みに多少の差異が生じる場合がございます。あらかじめご了承ください。