今、僕が思う事
ポテンシャルを引き出すには、チャレンジこそが最高の近道
最近、ある人から言われたことがあります。
「田中さんは人や社会のポテンシャルを引き出すことが得意ですね」、と。
言われてみれば確かにこれまでやってきたことは「ポテンシャルを引き出す」ことにつながってきました。
視力矯正器具だったメガネを手に入りやすい価格にすることで、気軽に楽しめるファッションアイテムに変えてきました。また、ブルーライトカットメガネをつくることで、現代の目を保護する役割を担いました。これらはすべて「メガネが持つポテンシャルを引き出してきた」といえます。
直近のJINS MEMEやThink Labはどうでしょうか。
JINS MEMEを通じて目という大脳の露出器官にテクノロジーを持ち込みました。
これによって集中力を測定することができ、Think Labという世界一の集中を目指す場の創出につながりました。
これらは、「集中によって人が持つポテンシャルを最大限引き出す」ことにつながっています。
私が大切なライフワークのひとつとして取り組んでいる、地元群馬でのイノベーションアワードやイノベーションスクールなどの起業家育成や前橋の街づくり活動も同様です。懸命に取り組んでいる結果として、「街や人のポテンシャル」が徐々に見えてきました。
こういうとあたかも私が特別な能力を持っているように聞こえてしまうかもしれませんが(笑)、まったくそんなことはありません。
私自身は日ごろから自覚しているように凡人です。
ただ、ひとつだけ言えることは、チャレンジをし続けているということです。
今までに無かったもの、人がまだやっていないことに挑み続けているということなのです。
その結果、様々な人たちを巻き込み、その人たちのポテンシャルを最大限引き出させてもらいながら、何かを生み出しているのだと思います。
つまり、ポテンシャルが引き出されたのは、あくまでも結果にすぎません。
チャレンジこそが前提であり、もっとも重要なことなのです。
私が一緒に仕事をしているジンズのメンバーをみても、成長する人は、チャレンジをする人です。
成長意欲よりも、チャレンジ精神にドライブされて行動しているからこそ、困難にぶつかります。そして、それらを乗り越えた結果として、その人が持っているポテンシャルが引き出されて、成長しているのだと感じます。
皆さんも私も、人が持っているポテンシャルは計り知れません。
仕事を通じてそれらを最大限引き出したいものです。
そのためにはチャレンジこそが最高の近道であると、私自身も肝に銘じたいと思っています。
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