#02「働くママ」座談会

  • 長 聖子

  • 鹿沼 有紀子

  • 杉原 侑

CROSSTALK THEME

「働くママ」座談会

「働くママ」にとってのJINSという職場
産休・育休取得後も、職場に復帰して活躍する
3人のママさんにJINSで働くことについて、
ざっくばらんにお話いただきました。

入社したきっかけと、入社当初は、結婚や出産、
復職に対してどのように考えていましたか?

  • 長/就職活動では、「新しいことに挑戦している」「社歴に関わらず評価する社風がある」「組織マネジメントにも関われる」という3つの軸で活動していたのですが、それらすべてにマッチする会社がJINSでした。入社当初は結婚・出産のことなどは全く考えていませんでしたが、「ライフイベントに合わせた制度がある会社」という認識はありました。

  • 鹿沼/私はJINSにメガネを買いに行った際、店舗スタッフの方に就活生だということを伝えたところ、「よかったら入社説明会に来てみませんか?」と声をかけていただきました。実際に参加してみると、頑張っていることを頑張った分だけちゃんと評価してくれる環境があるなと感じましたし、人事の方もすごく魅力的だったので、入社を決めました。入社後配属になった店舗は若いスタッフが多く、私も結婚もしていなかったこともあり、その当時は出産後に働くというイメージはありませんでしたね。

  • 杉原/私がJINSを知ったきっかけは、オダギリジョーさんと栗山千明さんのCMです。「私は軽い男です」「軽い女です」というキャッチコピーが面白くて、記憶に残っていました。就職活動で合同説明会に行った時に、JINSの説明会にも参加してみたのですが、その場で、突然社員の方がエアフレームのメガネを学生にポーンと投げてきたんですよ! 鹿沼・長/えーー!!(笑) 杉原/私含めて学生はみんなびっくり!でもJINSの人は「そのメガネ、軽いでしょ?」と言いながら笑っている(笑)。すごく斬新でユニークな会社だなと思いましたね。私の場合は入社当時から結婚願望もありましたし、いずれは子どもが欲しいという気持ちはありましたが、子どもを育てながら働き続けるかどうかということまではあまり深く考えていませんでした。

産休前に感じていた不安はどんなことですか?また復帰後の感想は?

  • 杉原/デザイナーという職業柄、どうしても残業になってしまう時期があるので、出産前は、本当に仕事と育児の両立ができるのか不安もありました。保育園に預けても、お迎えの時間までに仕事を終えられるか自信がありませんでしたし、時短制度を利用して復帰をしても、限られた時間の中で自分の力を発揮するのは難しいだろうと思っていました。
    あれこれ悩んでいたところ、復帰直前に上司から、「フルタイムで復帰してみたら?」と言われて驚いたと同時に、自分が必要とされているんだなと感じて正直うれしかったですね。
    今は、テレワークを利用しながらフルタイム社員として働いています。

  • 鹿沼/私は入社5年目、ストアディレクターになって4年経った頃に妊娠し、産休を取りました。出産後は時短社員として店舗勤務に復帰。勤務時間は朝9時30分~夕方4時30分までの6時間です。保育園へのお迎えがあるため店舗が忙しくなる夕方前に帰らねばならず、また土日や年末年始などの繁忙期にも、保育園が開園していないのでお休みをすることになり、復帰するまでは「そのような状態で店舗にいてもよいのだろうか」と不安に思っていました。また、入社してからキャリアアップしてきたので、復帰後これまでのキャリアはどうなるのだろうという複雑な気持ちもありました。実際に復帰しみると、理解のある仲間に温かく迎えてもらい、また仕事ができることがうれしくて、復帰前の不安も吹き飛びました。早帰りすることに対して心苦しい気持ちをクリエーターに伝えると、「鹿沼さんが早番でいてくれると、午前中にトラブルがあったり、どんなに混んでいても大丈夫って思えるので、十分存在感がありますよ」と言ってもらえたこともうれしかったですね。私は実家も遠く、夫も多忙なので育児はワンオペ状態ですが、楽しく仕事をしている時間がよいリフレッシュになっています。

  • 長/私は産休に入る前は、特別悩みや不安はありませんでした。でも、育児休暇から復帰する直前に第二子の妊娠がわかり、結果3年間も休むことになってしまったので、その時は少し不安になりましたね。
    これはJINSのよいところでもあるんですが、変化がすごく速い会社なので、3年間もブランクがあると会社の変化についていけないのではないかという心配もありました。
    また、エリアディレクターという役職で出産後復帰した前例がなかったので、復帰後にそれまでの仕事量をこなせるのか、同僚に心配をかけるのではないか、担当する店舗のストアディレクターやクリエーターに不安感を与えるのではないかなど、いろいろ気がかりなこともありました。でも実際に復帰すると、ストアディレクターの皆さんは「自分たちできることがあれば教えてください」というスタンスで協力的だったのでとても助かりました。また復帰した直後、1か月半の店舗研修があり、3年間で忘れていたこともキャッチアップできるよう計画してくれたので、想像していた不安はすぐに解消されました。

復職してよかったことは?

  • 鹿沼/復帰してよかったことは、勤務時間内に休憩時間が1時間あること(笑)!

  • 長/確かに!!子どもと一緒だと、休憩時間はないよね(笑)。土日も子どものために出かけるから、「休んでいる時間は常にない」みたいな感覚がある。

  • 杉原/会社に来ると、大人と会話ができるのもうれしいかな。育児休暇中はずっと子どもと1対1だったので、大人と話す機会がなくて孤独感を感じるときもありました。だから復帰後、大人と話せるのがすごくうれしかった。でも、大人との会話の仕方を忘れてしまっていて、すぐに言葉が出なくて困りました(笑)。

  • 長/そうそう、復帰直後の2週間くらいは、とにかくいっぱい人と話している感じがしましたね。疲労感も半端なかったけれど、会社の人から学ぶことがすごく多いので、自分の成長機会をもう一度つくることができ、復帰して本当によかったなと思いました。JINSから自分を必要とされているなとも感じられてとてもうれしかったです。

  • 鹿沼/仕事をしていると、承認欲求が満たされることがなによりうれしいよね。

産休・育休前の自分と復帰後の自分を比べて、変わったと思うことは?

  • 長/出産前と比べて変わったと思うのは、1か月間のスケジュールを細かく設定するようになったことです。時間内に仕事を終わらせるため、To Doリストを毎朝書き出し、優先順位をつけてこなすなど、スケジュール管理を徹底するスタイルに変わりました。
    コミュニケーションのスタイルも変わったと思います。以前は、会話の中で相手の意図をくみ取ることが苦手だったのですが、復帰してからは、「相手が何を考えているのだろう」と常に想像しながら接するようになったと思っています。子どもは意志を伝えたくても言葉にできないことが多いので、相手をよく見ながら相手が伝えたいことを想像する力がついたのかなと思っています。

  • 鹿沼/私もスケジューリングは上手になったと思う!出産する前は精神的にも時間的にも、頑張れるだけ頑張りたいというタイプで、「残業してよいなら、残ってもっと仕事をしよう」と考えてしまいがちだったけれど、いま以前と同じように働いてしまうと、疲弊して家庭と両立することが難しくなってしまいます。いまは「家族のためにも自分が元気に過ごすことが大事!」と考えるようになり、自分が元気でやれる範囲でスケジューリングをするようになりました。
    また、育児では常に予想外のことが起こります。常にハプニングが起こることを想定した上で、起きる時間や出勤時間を早めに設定するようになりました。

  • 杉原/私も仕事のスケジュール管理や、To Do管理は細かくするようになりました。対人関係で言うと、今までは、人を頼ることが苦手でしたが、出産後は周囲の人に頼れるようになりました。言い方を変えると図々しくなったわけですが(笑)、母になったことで人間的に強くなったなと思います。

  • 鹿沼/接客面でも、出産してよかったなと思うことはたくさんあります。
    お子様連れで来店されたお客様には、「よかったら、お子様用の絵本があるので、私が読んでいましょうか?」と声をかけて、ゆっくり商品を選んでもらうなど、ママ目線で接客ができるようになりましたし、産後はホルモンの影響で視力が変化することも知ったので、ママならではの視力の悩みを聞くこともあります。
    掃除をするときにも、鏡や窓など、子どもが触りやすい場所を見つけられるようになったので、これはママだからこそ気付ける視点かなって思っています。

  • 杉原/デザインでも視点は変わりましたね。私はファッションチームなので、キッズ向けのメガネを作っているわけではないのですが、お母さん向けのメガネのアイディアが浮かぶようになりました。例えば実際に私も子どもに2、3本メガネを壊された経験があるので、「壊れにくいメガネが欲しいな」とかね(笑)。 鹿沼/壊されるよね~! 長/壊れにくいメガネ、絶対にほしい!(笑)

働くママにとって、JINSはどのような会社だと感じていますか?

  • 鹿沼/短時間勤務が可能なので、私のように店舗勤務の女性にはありがたいなと思います。

  • 長/有休もちゃんと取得できるので、子どもが病気になったときや、保育園の行事があるときなど、申請をしたら休むことができて助かりますね。

  • 鹿沼/マイスターという社内資格を取ると、昇給する仕組みができたことも、やりがいにつながっています。産後は時短社員として働くことにで、給与面が気になっていたのですが、マイスターの資格を取ると時短社員でも昇給できると知ってモチベーションが上がり、接客マイスターの資格を復職後一年以内に取得することができました。いまは店舗で教育のリーダーを担当しつつ、エリア全体のクリエーターの検定も行っています。子どもが小さいうちは、ストアディレクターになるのは難しいと思っていたので、新たなキャリアアップの道筋できたことは、とても魅力的ですね。

  • 杉原/もともと会社ではデスクトップ型のパソコンを使用していましたが、徐々にではありますが、コロナが流行する前からどこでも仕事ができるようにとノート型のパソコンに移行していました。
    そういう意味でも、女性にとって長く働きやすい職場づくりを進めてくれていたんだなと感じています。
    自宅で仕事ができると、通勤時間を仕事の時間に回せるのですごく助かりますよね。子どもが体調不良で家にいても、お昼寝している間は仕事ができますし、少しでも仕事の時間を確保できるという点で、テレワークはすごく助かります。子どもが家にいる間はオンオフの切り替えが難しいのですが、子どもを保育園に送った後は、すぐに仕事モードに気持ちを切り替えられるようになりました。

  • 長/JINSは本当に“人”がよいので、いつも周囲の人に助けられています。産休中に、労務担当から労務上の手続きの書面が送付されることがあるのですが、「体調はどうですか」など必ずメモ書きが入っていたのもうれしかったですね。電話でお話をするときにも、いつも私の精神状態を気遣ってくれて、ものすごく勇気づけられました。私もエリアディレクターとして、今後産休に入るクリエーターには同じように接していこうと思いました。

  • 鹿沼/そうそう!「こんなくだらないことを聞いていいのかな」という些細な質問や相談にもすごく優しく答えてくれるし、本当に心強い。

  • 杉原/労務担当はもちろん、JINSの人はみんな優しいよね。お互いに助け合うとか、個人に対してもフレキシブルに対応するという社風があるから、女性にとってとても働きやすい環境だなと思います。

今後、JINSでどのように働いていきたいと考えていますか?

  • 長/最近、エリアディレクターの女性が社内に増えてきたのですが、子育てをしている人はまだ私しかいないので、私がよいロールモデルになれたらと思っています。それが今の私にとって、JINSで働く意味の一つでもあります。
    また、私の担当しているエリアの女性ストアディレクターからも産後の働き方について相談を受けることがありますし、同僚のエリアディレクターから「産後復帰するスタッフに対して、どうフォローしていくとよいですか?」などと相談も受けるので、自分の経験を活かして、たくさんの人をサポートできるようになりたいですね。

  • 鹿沼/私は、「店舗でプログレッシブに働く素敵なママさん」のイメージを作れるようになりたいです。
    現在、20代前半の女性スタッフが店舗に3人いるのですが、その人たちに、店舗でバリバリ、イキイキ働いている姿を見てもらい、「楽しそうに働いているな」「今後自分もこの仕事をずっと続けていきたいな」と感じてもらえたらうれしいです。
    またマイスターの資格を取ったので、店舗だけでなく、エリア全体のクリエーターと接する機会も増えるため、接客技術やメガネのことだけでなく、子育てをしながらの働き方についても相談にのれるような存在になれたらいいなと思っています。

  • 杉原/私は実際に育児を経験して、やっぱり「子育てはすごく大変だな」ということを感じているので、「ママたちの助けになりたい」ということは強く思っています。役に立てることであれば、どんなことでもよいのですが、やはりメガネのデザイナーなので、メガネを通してできることがあればうれしいですね。
    例えば、ずっとコンタクトを使っていた人も、出産後はメガネを使う機会が増えると思うので、「壊れにくいメガネ」のほか、「軽いメガネ」だったり、ママさん向け雑誌やWEB媒体で紹介してもらえるような、ママに優しいおしゃれなメガネをデザインしてみたいなと思っています。

今後、結婚・出産を考えている女性スタッフや、
JINSに入社を考えている人にメッセージをお願いします。

  • 長/性別や年齢に関係なく、JINSは、「その人のために力になろう」と本気で思い、行動してくれる人が集まっている会社です。ですから、ぜひ妊娠・出産後も安心して仕事を続けてほしいというのが一番伝えたいメッセージですね。
    人生にはさまざまなライフイベントがありますが、JINSには困ったことがあれば誰かに相談しやすい環境がありますし、社員を応援する制度も整っています。もともと女性の採用がとても多い会社なので、悩んだときには、気軽に先輩に相談してほしいですね。

  • 鹿沼/育児と仕事が両立できるか不安に思っている人がいたら、「だいたいのことは杞憂に終わるよ」ということを伝えたいですね。私もいろんな不安を抱えていましたが、想像していた悪い出来事は、実際には何も起きていないんです。自分や子どもの体調が悪くなっても、周りの人が絶対に支えてくれます。子どもが小さいうちは、いろいろな制限はあると思いますが、与えられたフィールドの中で、最大限の力を発揮することを意識していれば、自ずと周囲の人の理解も得られるようになると思います。私も、前向きに働く女性の力になりたいと思っていますし、出産後も女性がキラキラ働けるJINSを一緒につくっていきたいですね。

  • 杉原/どんなことも、何とかなります(笑)。不安に思うこともあると思いますが、結果としていい方向に変わっていくことのほうが多いので、そこは大丈夫だよと言いたいですね。なにより、子どもがいることは働く糧になります。また、私自身、出産・子育てを経て自分は結構強くなれたなという実感があるので、ぜひ出産後も働き続けてほしいです。
    JINSは常に新しく、変化していこうという姿勢が強い会社なので、こんな制度がほしいと提案すれば、ちゃんと柔軟に対応してくれるだろうという期待感もあります。働くママは増えているので、ママとして働き続けるために必要だと思うことを自分からどんどん発信していけば、その声はきっと会社に届くし、もっとママが働きやすい会社に変わっていくはずです。